万一の場合に、どんな不安がある?
6割を超える人が「不安感あり」
生活設計を考えていくうえで、私たちの周囲にはさまざまなリスクがあります。その中でも特に負担の大きい「死亡」に対して、皆さんはどのような不安を抱えているのでしょうか。まず、自分自身に万一のことがあった場合、残される家族の生活に対して不安を持つかどうかを尋ねたところ、不安を「非常に感じる」「感じる」「少し感じる」を合わせた人の合計が67.5%になっています。
■ 死亡時の遺族の生活資金に対する不安の有無
![N4.059 非常に不安を感じる、15.1%。不安感を感じる、24.1%。少し不安を感じる、28.2%。不安感なし、27.7%。わからない、4.9%。](120.files/image001.gif)
<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」平成19年度>
一番多いのは「日常の生活資金」に対する不安
不安の内容としては、「遺族の日常生活資金が不足する」が45.9%でトップを占め、以下「公的保障が当てにならない」「配偶者の老後の生活資金が不足する」「子どもの教育資金が不足する」となっています。
■ 死亡時の遺族の生活に対する不安の内容
![N2.738 遺族の日常生活資金が不足する、45.9%。遺族年金等の公的保障があてにならない42.8%。配偶者の老後の生活資金が不足する、36.3%。子どもの教育資金が不足する、25.3%。葬儀費用がたくさんかかる、13.6%。住宅ローンや家賃の資金が不足する、12.5%。事業の敬称がうまくいかない5.7%。債務の返済が残り、家族の負担が増える5.5%。相続税の支払いや遺産相続がうまくいかない、4.2%。その他、9.2%。わからない、5.8%。](120.files/image002.gif)
<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」平成19年度>