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コラム
 

■ 学校のPTAって?

 

お子さんの幼稚園や小学校、中学校に「PTA」はありますか?

PTAとは、PParents(保護者)TTeacher(先生)AAssociation(組織)のことで、その学校の保護者と教職員が協力して、子どもたちの学びの環境向上などを目的に活動する組織です。

ただし、加入は任意なので、強制的に加入させられるものではありません。

 

PTAは、もともと戦後アメリカ(GHQ)の指導で日本にできた組織で、それが全国に広がっていきました。

しかし、時代も変化し、共働きの家庭も増え、PTAの在り方も問われる時代となってきました。

にもかかわらず、なかなか改革が進まないPTAも多いようです。

 

各学校のPTAでは、どんな活動をしているのでしょうか?

たとえば、以下のようなものがあります。

・運動会などの学校イベントのお手伝い

・登下校の横断歩道での旗持ちやパトロールなど、子どもの安全や防犯のための活動

・ベルマークや古紙などの資源を回収して、学校に必要なものを購入

・学校内や通学路などの清掃活動

・PTA会費で図書などを購入

・PTA会費で式典の花などを購入

他にも各学校に応じて様々な活動をしています。

 

PTAの活動は強制されるものではありませんが、

多くの学校では、年度初めの保護者会で役員や係などを決めて、1年間活動をしているようです。

それが理由で、保護者会を欠席する保護者も多いと聞きます。でも、それでは本末転倒ですね。子どもたちの学びのために保護者や教職員がどう協力していけばいいのか、話し合える貴重な保護者会は、PTA役員決めの場とせず、多くの保護者が参加しやすいものであってほしいと、個人的には思います。

また、PTAの会費は、年3,000円〜5,000円程度のところが多いようです。この会費は、保護者だけではなく、先生方も負担しています。なので、保護者目線だけではなく、先生方の目線に立って、どう活動していくことが、子どものため、そしてお互いのためにより良いのかを考えていくべきだと思います。

 

PTAが全国組織であることはご存知でしょうか?

日本PTA全国協議会(日P)があり、その下に、各都道府県・政令指定都市PTA協議会または連合会(県P連)があり、さらに、その下に、市PTA連合会等(市P連)があり、そして、その下に単位PTA(各学校のPTA)があるわけです。これ以外にもブロックPTA協議会などもあります。

当然、私たちが各学校のPTAに納めている会費の一部は、分担金として上部組織に納められています。

金額としては1人(1家庭)で数十円(年間)ですから、負担が大きいというわけではありませんが、全国のPTA会員の人数分が集まれば、大きな金額にあります。

そのお金を使って、どんな活動しているのか?というと、主に研修会などの開催や委員会活動などのようです。

各PTA連合会(P連)では、スポーツ大会(ママさんバレーボール等)を開催したり、広報誌を発行したりもしています。それが、本当に子どもたちのためになっているのか、お金の使い方にも注目していかないと、今後も何も変わらないように思います。

なお、その各PTA連合会の活動は、各学校のPTA役員が持ち回りで担当していて、PTA役員になると大変!といわれる理由の一つにもなっています。

このような状況から、各学校のPTAが上部組織からの脱退を検討するケースもあります。また、役員のなり手を確保するのも難しいことから、そもそもPTAを解散し保護者会を立ち上げることを検討する学校もあるようです。皆さんのお子さんの学校のPTAはどうでしょうか?

 

自分の子どもが通っている学校に関心を持ち、より良い環境にしていくために、PTAには加入し、無理なく出来る範囲で活動したい!と考える保護者は多いと思います。なんとなく「平等という強制感」がPTAにはあるように思いますが、それぞれ家庭ごとに状況も異なりますし、「できる人ができる時にできることをする」とし、思いやりのあるPTAになれば、そこで学ぶ子どもたちも思いやりのある子が育ちそうですね。

 

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