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コラム
 

■ 海外に資産を持ってみよう

 

海外の銀行に口座を開く。

そんなことを考えるのはお金持ちだけだと思っていませんか?

 

もちろん、海外の銀行に口座を開いて、海外で資産運用している人は一部の国民でしょう。

しかし、お金持ちに限ったことではありません。

 

会社員や主婦の方でもそういうことを考える人が増えてきているようです。

なぜ海外に口座を持とうと思ったのか…?

理由は、簡単に言うと分散投資です。

1つの資産で運用していると、それがダメになった場合、すべてがダメになるから、資産は分散して投資しましょう、というのがリスク分散の考え方です。

もちろん国内の金融機関で取引できる金融商品だけで分散投資をすることはできます。

が、それだけで本当にリスク分散ができていると言えるのか…。

 

例えば、円だけで資産を持つことのリスクをヘッジするために外貨預金したとします。が、外貨預金などは預金保護(ペイオフ)の対象にはなっていませんから、日本で金融危機が起これば、その資産は大きく影響を受けることになるでしょう。

日本国内だけで資産を保有していることのリスクを考え、リスク分散のために海外で資産運用を始めようとする人が少しずつ増えてきているように思います。

 

そう考える背景には日本の状況があります。日本の現状はというと…国の借金が1000兆円を超え、借金は減るどころか増え続けてします。

このような状況の中で消費税を8%へ引き上げ、さらに10%に引き上げたとしても、焼け石に水と言えるかもしれません。

財政再建をもっと真剣にすすめなければ、日本が安全とは言えなくなるのではないでしょうか?

 

という状況を考慮し、海外にも口座を持ち、資産の一部を海外で運用しようと思ったとしても、

現在は非居住者が海外に口座を開設することが難しくなりつつあります。

それでも日本人の預金を受け入れようと日本語のHPを設けている海外の銀行もありますし、在日支店のある海外銀行や日本の銀行系列の海外銀行もあります。さらに日本人観光客が多いハワイなどでも旅行者が口座を開くことができる銀行があります。

 

海外口座で運用するメリットは、資産分散によるリスク回避と金利の高さがあります。

もちろん為替のリスクや信用リスクもありますので、メリットとリスクを理解した上で、利用するようにしましょう。

 

また、日本の銀行と違って、海外の銀行の多くは最低預金残高を設定しています。それを下回ると口座維持手数料がかかりますから、注意するようにしましょう。

 

なお、口座を開設した国や地域がタックスヘイブン(税金がない、または非常に安い)であっても、日本人が得た収入は日本国内で税務申告をしなければなりませんので、気をつけてください。

 

さらに、海外の口座などで運用している資産については、国外財産調書制度により、5,000万円超の国外資産の申告が義務付けられているので、注意してください。

【国外財産調査制度】

提出義務者

年末に5,000万円超の国外財産を所有する居住者

(居住者のうち「非永住者」を除く)

報告対象

国外財産(預金・不動産・株式などの国外にあ財産)

提出期限

翌年3月15日までに税務署へ申告

罰則

1年以下の懲役または50万円以下の罰金

 

 

いずれにしても、自分の資産をどうするかは、自己責任で、しっかり確認した上で決めてくださいね。

 

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