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コラム
 

■ 中古住宅なら消費税はかからない!?

 

いよいよこの4月から消費税が5%から8%に上がります。2015年10月には、さらに10%に上がる予定です。

住宅は多くの人にとって人生で1度の大きな買い物です。やっぱり消費税の影響が気になりますね。

 

しかし、住宅の中でも「中古住宅なら消費税がかからない」という話を耳にしたことがある人も多いでしょう。これは本当でしょうか?

 

そこで今回は住宅にかかる消費税について整理しておきたいと思います。

 

【@  消費税は土地にはかからない】

「土地は消費しない」という基本的な考え方があり、土地部分には消費税は課税されません。

例えば、新築マンション 販売価格税込3800万円(うち消費税100万円)という物件があったとします。

その内訳は、土地価格1700万円、建物価格2000万円+消費税100万円(2000万円×5%) となります。

マンション価格には消費税額が表記されていますから、上記のように、その消費税額から建物価格を計算することができます。

仮に上記のような価格になっている新築マンションの場合、消費税が8%になると、建物価格2000万円+消費税160万円(2000万円×8%)となり、土地価格1700万円を足して、トータル3860万円となります。

消費税UPの影響は建物のみなので、上記の新築マンションのケースでは60万円の負担増となります。

 

総額

土地価格

建物価格

消費税

消費税5

3800万円

1700万円

2000万円

100万円

消費税8

3860万円

160万円

消費税10

3900万円

200万円

 

【A  個人から購入する中古住宅は消費税がかからない】

消費税の課税対象となる取引は、国内において事業者が事業として対価を得て行う資産の譲渡等および外国貨物の輸入です。

個人が所有する住宅を譲渡する行為は、“事業”とは言えません。つまり、事業ではないので消費税の課税対象となる取引にはならない⇒消費税はかからないのです。

同じ中古住宅でも売主が不動産業者などの法人の場合は、建物価格に消費税がかかりますので、注意しましょう。

個人間の売買の場合

消費税はかからない

個人間の売買を不動産業者等が仲介する場合

住宅には消費税はかからないが、仲介手数料には消費税がかかる

売主が不動産業者等の場合

建物価格に消費税がかかる。仲介手数料にも消費税がかかる。

中古住宅を検討している場合は、新築に比べ、建物価格が低いので、不動産業者から購入するとしても消費税UPの影響は少ないと言えます。それよりもいい物件を見つけることのほうが大切なので、いい物件に出会うまでしっかり検討しましょう。

 

 

新築物件についても、消費税増税前の駆け込み期限までに売れなかった売れ残り物件は、値下げされる可能性もあります。その場合、消費税UP分程度の金額は簡単にチャラになってしまうかもしれません。

 

とにかく、住宅購入は人生の中でも大きなイベントの1つです。消費税UP前に無理して購入するよりも、しっかりライフプランを立て、それにあったお金の計画を立てて、無理をしないでマイホームを取得するようにしましょう。

 

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