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コラム
 

■ 金銭信託ってどういうの?

 

「金銭信託」が最近人気のようですね。金銭信託とは信託銀行が利用者から集めたお金を運用し、運用によって得られた収益を還元する金融商品。銀行預金より高い利回りが特徴です。大きなリスクをとってまで運用したくないけど、預金のような低金利にも不満…。そんな安全性と収益性のバランスから、比較的小口の資金で投資できる金銭信託が注目されているようです。金銭信託は信託銀行の商品ですが、銀行窓口でも購入できるようになりました。

 

金銭信託は信託銀行の運用によって収益は変わります。あらかじめ「予定配当率」が提示されているものと、予定配当率を明示せず、信託期間中の運用実績に応じて配当を支払うものがあります。また金銭信託には、元本が保証されていて預金保険制度の対象の金銭信託と、元本が保証されておらず預金保険制度で保護されない金銭信託があります。

 

たとえば、みずほ信託銀行の「貯蓄の達人」は、元本保証はなく預金保険制度の対象外ですが、主に自動車ローンやショッピングクレジット債権、住宅リフォーム資金の貸付金などの裏付け資産で運用しているのが特徴です。予定配当率は預金金利よりも高く好調な売れ行きが続き、今年の3月末で残高が1兆円を超えたそうです。

またオリックス銀行の「eダイレクト金銭信託」も元本保証がなく預金保険制度の対象外です。集めた資金はオリックス銀行が選定した運用先に対する貸付金として運用されます。「eダイレクト金銭信託」は募集期間がありいつでも購入できません。また最低利用単位が200万円以上と高いのですが、予定配当率が高く第1号は即日完売、第2号も4日で完売したそうです。

 

申込手数料は不要ですが、預けたお金から運用成果に基づいた信託報酬が差し引かれます。また注意したいのは、原則中途解約できないこと。中途解約できる商品であっても、解約手数料が差し引かれ、元本割れすることもあります。

 

金融商品には「安全性」、「流動性」、「収益性」という3つの性格があります。安全性とは、投じた資金が損なわれないことです。流動性とは、いつでも買えるか、いつでも売れるかという意味での売買のしやすさです。収益性とは、投じた金額に対する収益の大きさのことです。ただし、安全性・流動性・収益性というすべての性格を兼ね備えた万能な金融商品はありません。上記の金銭信託は安全性や流動性の面では預金には劣るものの、預金よりも収益性が期待できます。金融商品選びは運用の目的や運用の期間などに合わせてどの性格を重視するかがポイントです。他の商品との比較検討も大切です。わからないことは相談するなどして確認することが大切です。

 

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