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コラム
 

■ 掛け捨ての医療保険は損?

 

「掛け捨て」とは保険料を支払い、保険金を受け取らない限り、掛金が戻ってこないということです。途中で解約しても解約返戻金が無いかあってもごく少額。損するように感じますが、掛け捨ての保険は保険料が安いということが最大のメリットです。

医療保険には、「〇年まで」「〇歳まで」という保障期間のある定期タイプと、一生涯保障される終身タイプがあります。定期タイプのほうが保障期間が短い分、終身タイプより安くなっています。

 

保険料例 男性、日額5000円(60日型)、手術、通院5000円、先進医療付き

 

掛け捨て 

定期タイプ(10年)

掛け捨て 

終身タイプ(終身払い)

20

1,102

1,727

30

1,332

2,267

40

1,757

3,002

50

2,827

4,172

60

4,312

5,887

70

7,122

8,302

ここで支払う保険料の累計額を考えてみましょう。80歳まで医療保障を付ける場合で単純に上の表から計算してみます。

 


                

 

 

定期タイプ

終身タイプ

20歳〜80歳までの払込保険料累計

2214,240

1243,440

30歳〜80歳までの払込保険料累計

2082,000

1360,200

40歳〜80歳までの払込保険料累計

1922,160

1440,960

50歳〜80歳までの払込保険料累計

1711,320

1501,920

60歳〜80歳までの払込保険料累計

1372,080

1412,880

70歳〜80歳までの払込保険料累計

854,640

996,240

つまりこの金額がなにも給付がなければ戻ってこない金額ということになります。

一方で、生命保険文化センターの調べで、入院時の自己負担費用のデータがあります。一生のうちに何回入院することになるかわかりませんが、1回あたりどのくらいの費用がかかるのかがおおよそわかります。

直近の入院時の自己負担費用

直近の入院時の自己負担費用 N:408 5万円未満 9.3%、5〜10万円未満 20.8%、10〜20万円未満 32.6%、20〜30万円未満 17.9%、30〜50万円未満 11.0%、50〜100万円未満 6.4%、100万円以上 2.0%、平均20.6万円

<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成22年度>

治療費・食事代・差額ベッド代等を含む。高額療養費制度を利用した場合は利用後の金額。

1回あたりの入院の自己負担費用の平均は約20万円となっています。そこで今度は

10万円〜30万円の医療費支出を何回くらいまで貯蓄で対応できるのか」

50万円の医療費支出を何回まで貯蓄で準備できるのか」

100万円の医療費支出を何回まで貯蓄で準備できるのか」

などをイメージしてみましょう。

その上で保険料の累計額と照らし合わせて有効な方法を検討してみましょう。

掛け捨てのもうひとつの特徴は、解約時のデメリットがないところです。貯蓄性のある保険は、解約すると解約返戻金が少なくなってしまい、損をしてしまう可能性があります。その点、掛け捨ての保険はそもそも戻ってくるお金がないため、いつでも気軽に切り替えることができます。

大事なのは、安心できる最適な保障内容の保険であることです。その上で、少しでも効率のよい保険を選んでみることです。掛け捨ての医療保険は「安く」「見直しがし易く」安心を求められるという面では有効です。

 

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