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コラム
 

■ 男の育児

 

最近TVなどで「イクメン」という言葉を耳にしたことはありませんか?

 

イクメンとは、“育MEN”のことで、厚生労働省が2010年6月に立ち上げたイクメンプロジェクトのHPによると、「子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性」のことです。

 

男性の育児参加は、時代とともに変化してきました。子育ては女性の仕事というのは昔の話で、働きながら子育てをする女性が多くなってきた現在社会では、男性が育児に積極的に参加するのは当たり前になってきているようです。

 

とはいっても、男性の育児休業取得率は1.72%。まだまだ低い水準だといえます。

そのような中、広島県知事など自治体のトップの方々が育児休業を取得するなど話題となっています。これにはいろいろな意見も出ていますが…。

イクメンプロジェクトでは、昨年改正された育児・介護休業法を足がかりに、男性がもっと積極的に育児に関わっていける社会にしていくため活動をしているようです。具体的な目標としては、男性の育児休業取得率を2017年には10%に、2020年には13%に引き上げることを挙げています。

 

実際、男性が育児休業を取ることには、いくつかのハードルはあるようです。

TVの街頭インタビューでは、育児休業を取らない理由として「職場に迷惑をかけること」や「休んでいる間、仕事が遅れてしまうこと」、「職場復帰したときに前と同じ状況が確保されているか心配なこと」などがありました。これらの理由は女性が育児休業を取る場合も同じ心配はあると思いますが、男性の場合には、とくに職場での理解が得られにくいという背景があるのかもしれません。

 

もちろん、経済的な理由もあります。

育児休業中はお給料が出ない会社は多く、雇用保険の育児休業給付金を受け取ることになります。

育児休業給付金は、平成22年4月1日以降に、1歳未満の子を養育するために育児休業を取得した等の一定の要件を満たした人を対象に、原則として休業開始時の賃金の40%(ただし、当分の間は50%)を支給するというものです。

夫の収入が半分程度になってしまうので、貯蓄が十分でないご家庭では、そんなに長く休業するわけにもいかないというのも本音のようです。

 

しかし、育児休業を取得することだけが、育児に積極的に関わることではないはずです。

残業をせず、定時に帰宅することで、育児に参加することもできます。どれだけ意識的に育児に参加しようと心掛けるか、それがポイントだと思います。無理なく、できる範囲で、それぞれの家庭にあった育児参加を夫婦ですることが大切ですね。

 

イクメンを推進しようという流れの中で、男性向けの育児グッズも販売されています。男性でも押しやすい高さになっているベビーカーや、哺乳瓶やオムツなど育児するのに必要なものがすっきり収まるようなカバンなど。今後はますます増える傾向にあるようです。

 

急増中のイクメンですが…、これからもっとカッコいいイクメンがたくさん誕生するかも。

女性の皆さん、期待をもって見守っていきましょう!

 

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