ファイナンシャルプランナーの役立つお話(災害に備える保険) | 保険の相談ならお任せください

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コラム
 

■ 災害に備える保険

 

 先日、私の住んでいる地域の近くで竜巻が発生しました。ニュース映像を見て驚いた方も多いのではないでしょうか?災害に遭われた方は本当にご苦労されていると思います。心からお見舞い申し上げます。災害はいつ起こるともわからないですから、私たちも日ごろの備えをしておかなければなりませんよね・・・。

災害時のための経済的準備としては、火災保険の中にその補償があります。火災保険の中でも「『住居建物(店・倉庫・工場などで使わない建物)』と『住居内の家財』」を目的とした保険が「住宅火災保険」と「住宅総合保険」です。「住宅総合保険」は「住宅火災保険」をより総合的に補償したもので、自然災害だけでなく盗難や持ち出し家財の損害なども補償されます。どちらも●「建物と家財」両方を目的として入る●「建物」だけ入る●「家財」だけ入るということができます。

 

 

住宅火災保険(建物や家財)

住宅総合保険

(建物や家財)

損害

保険金

火災(地震による火災は地震保険特約の対象)

落雷

破裂・爆発

風災・ひょう災・雪災(損害額が20万円以上の場合)

飛来・落下・衝突

 

水ぬれ(給排水設備・他の戸室で生じた事故)

 

暴行・破壊

 

き損・汚損(建物の場合)盗難(家財の場合)

 

水害(洪水・高潮・床上浸水など)

 

持ち出し家財の損害(家財の場合)

 

費用

保険金

※住宅火災保険と住宅総合保険で内容が異なる

 

竜巻に関しては風災に該当します。ただ注意したいのが風災特有の免責です。通常の場合は20万以上の損害が発生した場合に保険金の支払対象となります。損害額が15万円位だった場合は支払の対象になりません。逆に20万以上であれば自己負担なしに損害保険金が支払われることになります。最近の火災保険では、20万円未満の被害を補償する特約も用意されている場合もあります。自分の家の火災保険の内容をチェックしてみるといいですね。

また最近では必要と思う補償だけを選んで組み合わせて加入できる火災保険もでています。

たとえば

  • 「高台にあるので床上浸水など心配はないので、水害の補償はいらない。」
  • 「マンションなので水害・風災の補償をつけないで保険料を節約したい。」
  • 「新築で10年間はメーカー保証があるので、水ぬれの補償は必要ない。」
  • 「盗難の補償は、『家財』だけでよい。」
  • 「風災の補償は、『建物』だけでよい。」

というように、いらない補償を外すことができる自由度がある火災保険もでています。また、敷地内の付属屋外設備(外灯など。マンションの場合はベランダや扉前の専有区間などの共用部分)なども補償の範囲に含むものや、被災時の宿泊費用の補償など細かいニーズにも対応する特約があるもの、実際にかかった修理費など実損額で補償するものなどいろいろなタイプがあります。一度、自分の家の火災保険を見直してみるといいですね。無駄が省けたり、必要と思われるものがついてないことがわかったりしますよ、きっと。

ちなみに、落雷のときは、建物だけでなく家財まで加入していないと落雷によるパソコンやTVなどの被害は補償されませんので注意しましょう。

また車の災害に備えるには車両保険を付帯していないと補償の対象になりません。車両保険であれば、物の飛来・物の落下・火災・爆発・盗難・台風・洪水・高潮その他偶然な事故によって自動車に生じた損害に対して保険金が支払われます。

ところで、最近地震が多くてちょっと心配ですよね。

地震保険は建物や家財が、「地震、噴火、またはこれらによる津波で損害があったとき」に補償されるもの。建物と家財は火災保険同様、それぞれ別々に契約が必要です。地震が原因の火災で損害があったときは、火災保険でなく地震保険からのみ保険金の支払いがあります。地震保険は基本的に火災保険に付帯する特約なので、「地震保険が付いているかどうか」という面でもこの機会に火災保険をチェックしてみるといいですね。

 

91日は防災の日。自分の家の防災対策は万全かどうか、ちょっと意識してみましょう。

 

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